ジメジメとした梅雨が明けると、待ちに待った夏休み!!
…と楽しみにしているのは子ども達で、親は毎日どう過ごさせればいいか悩むところですよね。
私自身も現在は育休中のため、お家で小学生の娘と過ごすことになります。
各自治体にもよりますが、夏休みはだいたい一ヶ月ほど。
宿題もあるけど、せっかくなら夏休みにしかできない経験をさせてあげたいと思うのが親心…
そこで!
ここでは小学生におすすめの夏休みの過ごし方を15個ご紹介します。
親子で楽しめるものもあるので、一緒に楽しんじゃいましょう♪
今しかできない!体験系6選
「長期休み」「夏」と言ったら今しかできないことを体験させてあげるのもいいですよね!
おすすめの体験系を6つお伝えします。
水遊び
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夏といったらやっぱりコレ!水遊び!
水遊びできる場所は
- 海
- 川
- 湖
- 水辺のある公園
- プール施設
- お家
などがあります。
それぞれの家庭環境によってできるできないはあるかと思います。
我が家は海なし県なので、海に行くのはちょっとハードルが高い(笑)
お家にプールもあるけど、出すのも一苦労。
そこで今年購入したのが、繰り返し使える水風船です。
当たっても痛くない、でもちゃんとびしょ濡れになれるとあって子ども達から好評でした!
水遊びグッズも年々進化しているので、ご家庭に合ったものを探してみてくださいね。
子どもと一緒にびしょ濡れになるのも気持ちがいいですよ!
キャンプ
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コロナ禍から人気に火がついたキャンプ。
趣味にしている親御さんもいるのではないでしょうか?
夏のキャンプは日が長いこと、夜も寒くないことなどから定番ですよね。
BBQやスイカ割り、花火など大自然の中で非日常を味わえるのが何よりの魅力。
家族で協力してキャンプを作り上げていくことで、家族の絆が深まること間違いなし!
最近ではグランピング施設も多くなっているので、キャンプ未経験のご家族でも気軽に自然体験をすることができます。
また、自治体や自然体験施設などではサマーキャンプとして、子どもだけで参加できるイベントを企画してくれる場合も。
親から離れて過ごす時間は、きっとお子さんをさらに成長させてくれることでしょう。
各種施設のイベント
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夏休みシーズンは、博物館や美術館、水族館や図書館など様々な施設で多種多彩なイベントを企画してくれます。
例えば水族館などではバックヤード見学や夜の水族館解放、図書館では読み聞かせやビブリオバトルなど。
いつもと違う経験は夏休みの日記にも一役買うはず。
日記に何を書こうか悩んだ時にはお近くの館園へ。
普段はこのような施設に足を運ぶことが少ない子も多いと思います。
私も博物館学芸員の実習の時に夏休みイベントの企画運営に携わったことがありました。
スタッフはみんなこの夏休みイベントにとても力を入れています!
知らない世界に気軽に触れることができる大チャンス!!
だからぜひこの機会に普段はなかなか行く事のない館園に行ってみてください!
ワークショップ
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先述した博物館などの他にショッピングモールや自治体、手芸店などでもワークショップとして物作りや体験などができます。
例えば、木の勉強をしながら木材を使った棚作りをしたり、ショッピングモールではジェルキャンドルを作ったり。
マルシェなんかでもお店にワークショップが併設されていることも多いので、家族みんなでのお出かけにぴったり!
ここで物作りをすれば、夏休みの宿題として学校に提出できちゃいますよね♪
他にもプログラミングやドローンの操縦といった現代的な体験ができるものもたくさんあります。
お子さんとお話しながらどんなワークショップに参加するか決めてくださいね!
ワークショップを通して、将来の夢を見つけたなんて言う話もよく聞きます。
たかがワークショップ。されどワークショップ。
スポーツ観戦
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スポーツ観戦は普段からスポーツをやっていたり、体を動かすことが大好きなお子さんにおすすめです。
テレビで観るのもいいですが、スポーツはスタジアムへ行って観戦するのが一番!!
臨場感や盛り上がり、熱気を直接肌で感じられて子どもにとって良い刺激になります。
プロ野球なんかは夜から試合が始まることが多いですが、学校がある日は最後まで観ることはできないですよね。
でも夏休みだったら、少しくらい夜更かししてもOKにしちゃいましょ!
また、夏のこの時期は世界水泳、世界陸上などいろんな種目で世界大会が行われます。
国内で行われる試合はチケットが取れれば、世界レベルのプレーを肌で感じるチャンス!
一流選手のプレーは見ているだけでもとても勉強になりますよ。
観劇・音楽鑑賞
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夏休みには観劇やコンサートなどちょっと特別な経験を。
東京や大阪、福岡など大きい都市では毎日たくさんの観劇プログラムが上映されています。
旅行がてら都市部へ足を伸ばすのも思い出に残るのではないでしょうか。
とはいえ、都市部へのお出かけもなかなかに一苦労…
そんなご家庭には夏休み特別企画として、ご近所のホールに劇団が来てくれる地方公演がおすすめ。
チケット代も安いし、気軽に行けるので初めての観劇にうってつけですよ!
私も子どもの時に観た劇団四季のライオンキングは大人になった今でも鮮明に記憶に残っています。
今度は、子どもたちを連れて行ってあげたいなぁ。
涼しい室内で。手をすごかす系4選
外は暑いし、出かけたくない!という気持ち、すっごくわかります。
そんな時におすすめの室内でできる事を4つまとめました。
手芸・工作
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ワークショップまで出かけられなかったり、好みのプログラムがなかったりということもありますよね。
そんな時には、お家で出来る手芸工作キットもたくさん販売されています。
手芸屋さんでは今流行りの移動ポケットを作れるキットを見たことがありますし、ホームセンターではカット済みの木材を組み立てるだけという簡単なものもありました。
100円均一ショップでも羊毛フェルトのキット、ビーズアクセサリーのキットなど…
どれもやってみたくなるものばかり!
最近ではインターネット上に工作の情報もたくさんあります。
これらの手芸工作から派生して、自由研究の題材なんかにもなっちゃうんです!
- 羊毛フェルト[羊の毛からどう作られているのか]
- 木材工作[木の種類と特徴を生かした使い道]
- スライム作り[ホウ砂と水の関係性]
工作の宿題と自由研究がいっぺんにできて、一石二鳥!
お手軽なものだと、折紙なんかもおすすめです。
ウェブ上に折り方もたくさんあるので参考にして見てくださいね!
これは娘が1年生の時に作った作品。
たくさん作って一つの作品にするのも達成感がありますよ。
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お料理
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夏休み中のお昼ご飯…毎日悩みますよね。
給食のありがたさを実感します。
だから子どもが自分でお昼ご飯を作ってくれたら、とーーーーってもありがたくないですか?!(笑)
ただ包丁の扱いや火傷など、ケガをしてしまわないか心配も…
でも最近は電子レンジや炊飯器を使ったレシピもたくさんあるので安心ですよ!
なんとなく「お料理」と聞くと女の子のやること、というイメージもあるかもしれませんが、男の子でも小さいうちからお料理をしている子もたくさんいます。
学校や図書館でレシピブックなどを借りて、自分で材料を買って…と全工程を子ども自身でやり遂げることができたら、特別な達成感を味わうことができますよ!
パズル
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知育の定番なのがパズル。
パズルに取り組むことで空間認識力、集中力、思考力、判断力が養われます。
低学年では500ピース、高学年になると1000ピースくらいがおすすめ。
お子さんの好きな絵柄を一緒に買いに行くと良いですね!
完成したら、ぜひ自分の部屋やリビングなどに飾ってあげてください。
そうすることで、頑張りを認めてもらえたと自己肯定感も上がるんですよ!
平面のパズルに飽きたら、立体パズルにも挑戦してみてください。
立体パズルは2Dではなく3Dなので立体思考の習得も期待できます。
1000ピースも広げられないという人にも、省スペースな立体パズルはおすすめです。
お祭りごっこ
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最近SNSでもよく見かけるお祭りごっこ。
親戚や友人と集まる機会が多い夏休みにうってつけです!
食べ物も縁日で売っているようなポテト、たこ焼き、チョコバナナ、フランクフルト、焼きそば、かき氷なんかを用意。
他にもゲームとしてスーパーボール掬いや輪投げも準備できそうですよね♪
みんなで飾り付けをして、浴衣を着たら雰囲気もバツグン!
実際にお金のやり取りもしたら、金銭教育にも一役買います。
大人の協力が不可欠ではありますが、一緒に楽しめるので子どもも喜んでくれますよ。
周りに差をつけろ!頭を使う系4選
長期休みで遊んでばかりかもしれない周りの友達と差をつけられるのが、頭を鍛えるコンテンツ。
楽しみながら賢くなれちゃう頭を使う事を4つお伝えします。
タブレット学習
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子どもが大好きなタブレットを使った学習は、集中して取り組むことができる良いツールでもあります。
ICT教育の一環として学校でもタブレットを使った学習が盛んに行われているので、子ども自身も馴染み深いのではないでしょうか。
学校から学習用サイトのIDを受け取っている場合もあると思います。
そのサイトなら学校のカリキュラムに沿っているし、セキュリティもしっかりしているので安心。
他にも子ども向け学習アプリもたくさんリリースされているので、どんな学習をしたいのかよく話し合って決めるといいですね。
タブレットを使えば、デジタルアートもとっても簡単!
トップページのお花の絵も息子が5歳位の時にタブレットで描いた絵なんですよ。

タブレットを使った学習はゲーム感覚で楽しめるので、いつの間にか知識や技術が身についているものです。
ただし、つい使いすぎてしまうというデメリットもあるので、保護者が使用制限をかけたりアラームを使ったりして長時間画面を見ないように気をつけましょう。
お絵描き
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絵は夏休みの宿題として学校から出されているので、それで十分という人もきっといますよね。
でもゆっくり時間がある夏休みだからこそ、たくさん絵の具を広げて水をたっぷり使ってじっくり時間をかけて一つの作品を仕上げることができます。
ただお絵描きをするだけではなく、様々な表現技法を試してみるにもいい機会ですよ。
- 霧吹き(スパッタリング)
- 吹き流し(ドリッピング)
- 合わせ絵(デカルコマニー)
- 擦り出し(フロッタージュ)
- 蝋染め(バチック)
- 引っ掻き(スクラッチ)
- 型押し(スタンピング)
- 墨流し(マーブリング)
- 貼り絵(コラージュ)
図工の教科書にも載っている技法たちです。
でも学校では全ての技法を授業では試すことができないので、お家でやってみるといいですよ!
脳トレ
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子ども向けの脳トレドリルもいろいろ発売されていますし、なぞなぞだって脳トレです。
間違い探しもワーキングメモリーを鍛えるので脳トレと言えますね!
またゲーム機やアプリだと数え切れないほど脳トレゲームがあるので、ずっとやっていられちゃいます!
正直、放っておいても1人でどんどんやってくれるのでとても有難い(笑)
我が家のおすすめは小学館の本【ミッケ!】シリーズ。
ごちゃっとたくさんのモノが写っている写真から、お題のものを見つけるのが【ミッケ!】という本です。
大人が集中して探しても意外と見つけられないので、家族みんなでハマってしまいますよ!
読書
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涼しいお部屋で、ゆっくり集中して本の世界に没頭できるのが夏休みのいいところ。
読書感想文が宿題で出されていることも多いはず。
読書感想文の書き方についてはまた別で詳しくお話しますね!
最近では、人気アニメや人気ゲームのノベライズ本がたくさん発刊されています。
「文字ばかりの本は読みたくない」というお子さんにとっては読書の入り口になるかもしれないですよ。
せっかくいろいろ読むのなら、読書日記や読書手帳を書いてみるのがおすすめ!
学研の「読書しょうかいノート」は小学生でも書きやすいのでイチオシです!
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学研ステイフル/ノート 読書記録 kazokutte 読書しょうかいノート 花(D06876)作文や読書感想文の素地になり、国語力が育まれるノート
「しょうかいノート」なので誰かに読んでもらったり、自分の読んだ足跡が残るので、達成感や自己肯定感を感じられます!
ここからは私のおすすめする夏本を低学年、高学年に分けてそれぞれ5選ずつお伝えしていきます。
低学年
- 【イチゴ村のお話たちシリーズ】オムニバス(学研)
- 【セミクジラのぬけがら】著:如月かずさ(偕成社)
- 【しゅくだいクロール】著:福田岩緒(PHP研究社)
- 【まいごのしにがみ】著:いとうみく(理論社)
- 【かみさまのベビーシッター】著:廣嶋玲子(理論社)
低学年だと学校では絵本をおすすめされるかもしれません。
でも夏休みは時間がたっぷりあります。
少し背伸びをして文字の多い児童書に挑戦してみる良い機会になりますよ!
高学年
- 【5分後に意外な結末シリーズ】オムニバス(学研)
- 【ざんねんな歴史人物】著:真山知幸(学研)
- 【空想科学読本シリーズ】著:柳田理科雄(角川)
- 【ぼくらの七日間戦争】著:宗田理(角川)
- 【夏の庭】著:湯本香樹実(徳間書店)
高学年になると読書習慣に差が現れてきますが、それでもとっつきやすいものを中心に紹介しました。
高学年におすすめしたい本は私自身も大好きな本です。
空想科学読本シリーズは、私自身も小中学生の時にさんざん読み漁りましたね。
番外編
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子どもだけの大冒険をしてみるのも夏の思い出になります。
おじいちゃんおばあちゃんのお家が少し離れたところにあるというご家庭は、1人やきょうだいで行くというのも良い経験になります。
ただ、親としてはすごく心配ですよね。
でも子どもとしては自信に繋がるし、親としても子離れの一歩になるのではないでしょうか。
事前準備がとても大切になるので、家族三世代でしっかり打ち合わせをしましょう。
この番外編に関しては、それぞれのご家庭によって環境や考え方が違うのでよく話し合って慎重に決めてくださいね。
夏休みルールを決めよう!
夏休みは学校がある日と違って、生活リズムが崩れがち。
だからこそ家族と夏休みのルールを決めておくことはとても大切です。
特に大切なことを3点お伝えしますね!
1日のタイムスケジュール
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学校がお休みだと、夜更かしして朝もお昼近くまで寝ている…という子も多いですよね。
でもそれでは生活のメリハリがなくなり、夏バテや夏風邪の原因にもなりかねません。
成長ホルモンの分泌が阻害され、心身も成長にも影響を及ぼします。
朝起きる時間、夏休みの宿題を始める時間、運動する時間、夜寝る時間と家族で話し合って決めておきましょう!
宿題をする時間と運動をする時間は朝や夕方の涼しい時間帯に設定すると効率よくこなすことができるのでオススメです。
お手伝い
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学校に行かない分、お家で過ごす時間はとても長く感じてしまいます。
宿題や運動だって一日中はやっていられないですよね。
せっかくならば家族の役に立つお手伝いをしてもらいましょう!
お手伝いで家族の役に立つというのは、自己有用感を子ども達に感じてもらうチャンスになります。
家族からしても、お家のお仕事を少しでもやってもらえたらとっても助かりますよね!
私が小中学生だった時は兄と交代で「洗濯物畳み」と「お風呂掃除」を毎日やっていました。
正直めんどくさかったけど、仕事から帰ってきた母親に褒めてもらえるとやっぱり嬉しかったのをよく覚えています。
頑張ったらたくさん褒めてあげてくださいね!
危機管理
夏休みは交通事故や水の事故など、小学生が犠牲になる痛ましいニュースを毎日のように見聞きします。
そういった事故に遭わないために、家族で身を守る方法を確認しておきましょう!
防犯対策
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子どもだけでお家でお留守番するというご家庭もあるのではないでしょうか。
1人や兄弟で過ごすというのは、やはり親としては心配になりますよね。
- インターホンは鳴っても出ない
- 家族が不在でも「家族はいま手が離せません」と答える
- 出かける時は「誰と」「どこへ」「何時に帰る」などきちんと伝える
- 門限を決める
- お金の使い方を決める
これらは基本的な決めごとだと言えます。
各ご家庭の状況に合わせてお子さんと話し合ってくださいね!
水の事故
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「人間は足のくるぶしほどの水深でも溺れる」という話を聞いたことがあります。
暑くて水遊びをしたいと考え、子ども達だけで水辺へ行ってしまうことだって十分に考えられます。
海や川は見ているだけでも目の錯覚でフラッと引き込まれてしまうそう…
最近よく聞く水遊びの合言葉「浮いて待て」というものがあるのをご存知ですか?
海上保安庁や水難学会が推奨している合言葉です。
溺れるとパニックになり手を挙げてバタバタしてしまいますが、体の力を抜いて背浮きをすることで鼻と口を水面上に出すことができるというもの。
人間は空気を吸うと体の2%が水に浮くようになっているので、その2%が鼻と口になれば呼吸を続けることができて、助かる確率が上がります。
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お風呂やプールなどで背浮きの練習をしておくと良いかも。
知っておくといざという時に命を守る助けになるでしょう。
夏休みに最高の思い出を!
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- 体験系6つ
- 手を動かす系4つ
- 頭を使う系4つ
- 祖父母宅への番外編
- 夏休みのルール決め
という内容で夏休みの過ごし方をご紹介してきました。
数年のコロナ禍で我慢することが多かった子ども達。
行動制限もなく、コロナ前の生活が戻ってきた今年の夏は特別な思い出をたくさん作りましょう!
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